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「渋谷駅」より「荻窪駅」に行き、そこより徒歩5分位の「杉並公会堂・大ホール」で行われる「豊島区管弦楽団 第64回定期演奏会」を聴いてきました。ここ、できてから1年目のようで、私は勿論、初めて入りました。この大ホールは最近には珍しく長方形で、「お茶の水駅」近くの「カザルスホール」と似た感じで、平土間のほか、後には2階席、左右の上にも2階席があり、その上、舞台の上にも席があり、指揮者を正面から見ながら聴くこともできます。その形のほか、木が多用されているので、開演前から音が期待できそうな気がします。
聴衆の入りは、1階席のみだと、座席の8割と言ったところでしょうか。まあ、これは、曲が曲ですし(だって、プログラムは、シェーンベルク編のブラームスの室内楽曲では、ポピュラー性は全く感じられませんし、それに加えて、ブルックナーの交響曲ですからね)。と言うことで、演奏された曲は以下です。
(1)ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルク編)
(2)ブルックナー:交響曲第9番
川本統脩指揮豊島区O.
と言うことで、(1)は全く期待していなかったのですが、ハンガリー舞曲の第4楽章が、活気があって素晴らしかったです。
(2) は、録音として、「シューリヒト指揮ウィーンpo.」、「クレンペラー指揮ニューフィルハーモニアO.」、「カイルベルト指揮バンベルクso.」と言う決定的なものがあり、どうしても、これらと比べてしまうことになりますが、本日の演奏はテクニック的にはともかく、音色が明るすぎて、崇高な感じがほとんど無かったのが残念です。ですから、特に、第1・3楽章が聴き劣りしました。第3楽章はよい演奏だと彼岸に行ってしまいそうな気分になるのですが、今回のものからはそれは感じられませんでした。一方、良かったのは第2楽章で、これのみはあまり聴き劣りしなかったと思います。
なお、本日は、(2)の後ですから、勿論、アンコール無しです。今回の演奏は決して満足できるものではありませんでしたが、それでも、やはり、アンコールで別な気分になりたいとは思いませんでした。
matsumo
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