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映画「魔笛」(ケネス・ブラナー監督)

 投稿者:matsumo  投稿日:2007年 8月 2日(木)19時44分56秒
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  ケネス・ブラナー監督の映画「魔笛」をみてきました。これは、”モーツアルト:歌劇「魔笛」”を映画化したもので、「オペラ映画」の一種です。ただし、今流行の「読み替え演出」を行っていますので、時代設定は「第一次世界大戦の塹壕」、タミーノが竜に襲われる場面はその戦闘場面、3人の侍女は野戦病院の看護婦、夜の女王は戦車の上に立って出現なんて言う設定(笑)になっています。と言うことで、純粋にオペラとして楽しむには、イングマール・ベルイマン監督によるTV映画「魔笛」の方が遥かに楽しめると思います。

また、読み替え演出のため、話のつじつまはかなり合わなくなっておりますが、まあ、元の台本自体がつじつまが合わないものですからそれはよしとして(すなわち、場面の前後のつじつまは無視して)、モーツアルトのアリア1曲毎の場面場面を楽しむと言う映画だと思います。しかしながら、それでも、第2幕の冒頭に相当する戦場での墓場の中の場面には、観ていて涙が出ました。

なお、演奏自体ですが、現代楽器、現代奏法、現代唱法によるもので、俳優ではなく、歌手が出演しています。しかしながら、主役4名は年とりすぎで、かなりの違和感、ザラストロは若すぎで、チンピラのアンチャンと言う感じで、こちらも違和感でした。また、歌はドイツ語ではなく英語ですが、その分、聴いていて内容がわかりやすいです。また、「平和」と言う言葉が妙に強調されていることから、歌詞自体も一部変えているような気がしますが、それは私の勘違いかもしれません。

と言うことで、まずは、モーツアルトの魔笛に興味がある人にはお薦めの映画だと思います。

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