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いろいろ

 投稿者:matsumo  投稿日:2007年 9月29日(土)19時36分9秒
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  日本の芸ごとは、伝統的に師匠の真似をすることにより上達するものであり、気にいったCDの演奏を真似するのは非常に日本的なやり方だと思います。

ハルノンクールは、マーケツティングの天才だと思っています。すなわち、マーケツティングの基本は「人々に受け入れられる差別化」だと思いますが、氏は若い頃は、現代オーケストラのチェロ奏者だったのですが、差別化に目覚め、古楽器合奏団の指揮者、そして現代楽器オーケストラを古楽器風に演奏する指揮者と進んで来た訳で、いずれも、受け入れられる差別化を見事にクリアしています。しかしながら、ハルノンクールの存在が大きくなるにつれ、西洋や日本におけるクラシック音楽の熱狂的なファンがドンドン減って行き(軽いファンは増えたのかもしれませんが)、また、CD等の売り上げも下がって行ったのは面白い現象だと思っています。

バッハ:マタイ受難曲は色々な指揮者が録音を残していますが、その中で最高のものは、「メンゲルベルク指揮コンセルトヘボウO.」だと思っており、その中のバイオリン・オブリガート入りのアルトのアリアは最高だと思っています。LP時代に、メンゲルベルク指揮の第1曲目、全ての善悪を飲みこんだようなこの演奏の後に、ハルノンクール指揮のLPの第1曲目を聞いたら、そのあまりの軽さに笑い出してしまったことがあります。この頃から、バッハは重いものから軽いものに変わって行ったのですね。また、その後、ハルノンクール指揮コンセルトヘボウO.のモーツアルトの後期交響曲集の録音を聞きましたが、そのあまりの暴力的な演奏には驚きました。おかげさまで、ハルノンクールとは縁が切れ、氏の活躍を横目で見ているだけになりました。おかげさまで、ザルツブルグ音楽祭での氏の指揮による「モーツアルト:フィガロの結婚」のDVDも、私の好きなソプラノ歌手のネトレプコが出演しているにもかかわらず、入手する気が起きてません。

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