teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:52/117 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

コンサートの感想

 投稿者:matsumo  投稿日:2009年 3月16日(月)19時19分33秒
  通報
  2009. 3.15(日)、上野駅近くの「東京文化会館・大ホール」にて「都民交響楽団 第107回定期演奏会」を聴いてきました。観客の入りは座席の95%以上と盛況でした。

さて、演奏された曲は以下です。

(1)J.S.バッハ(ウェーベルン編):リチェルカータ
(2)ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム
(3)ショスタコービッチ:交響曲第10番
 内藤佳有指揮都民交響楽団

(1)はオルガン曲からの編曲かと思っていたら、そうではなくて、「音楽の捧げ物」からの1曲で、小オーケストラでの演奏でした。管楽器が旋律の途中で替わるので、最初はたどたどしい感じでしたが、次第に慣れてきて流麗になりました。編曲としては、管楽器の音色の変化を楽しむような感じで、この曲には全く合いませんでした、やはり、ウェーベルンの編曲より、カール・リステンパルトの2種の編曲やクルト・レーデルの編曲の方が、遥かに優れていると思います。

(2)は初めて聴いた曲で、最初の方のティンパニイの連打は中々と思いましたが、その後はひどいもので、全く聴くに値しないものでした。確か、この曲は「紀元 2600年」を祝うために日本政府からブリテンに作曲の委託をしたものでしたが、祝典のための曲なのにこのようなレクイエムを送ってくるとは、非礼もはなはだしいと思います。そもそも、嫌だったら断ればいいのですから。まあ、曲もひどいものですので、滅多に演奏されないのもよくわかりましたが。

(3)はカラヤンの録音で有名になった曲だと思いますが、私は初めて聴いたと思います(一応、全15曲の交響曲全集は持っているのですが、まともに聴いたことがないもので)。感想としては、スターリンがショスタコービッチの交響曲のかなりを気に入らなかった理由がよくわかったと言うところでしょうか。また、同じ作曲家による交響曲第7番の米国初演を行ったトルカニーニが、後日、「あの時は気が狂っていたに違いない」と言ったと言う逸話が残っていますが、この曲はスターリンの死後に作曲されたとは言え、やはり、駄作だと思います。なお、技法的には、フルートやオーボエの独奏の独奏を多用しており、マーラーの強い影響を感じました。この独奏部分と、ティンパニイやドラ等の活躍部分のみ、多少、聴く価値はあると思いましたが、わざわざ聴く必要が無い軽薄な曲だと思いました。

と言うことで、私は都民交響楽団・友の会の会員なので、本コンサートに行きましたが、このようなコンサートでしたら、キップは無駄になりますが、先日も行った「吉野梅郷」に撮影に行った方が良かったでした。

matsumo(http://homepage3.nifty.com/matsumo2/
 
 
》記事一覧表示

新着順:52/117 《前のページ | 次のページ》
/117