|
2009. 6. 7(日)、池袋駅近くの「東京芸術劇場 大ホール」にて行われた「第68回定期演奏会 豊島区管弦楽団」を聴いて来ました。
本番前にパイプオルガンによるプレコンサートが行われ、
(1)バッハ:プレリュードとフーガ ト長調BWV541
(2)メンデルスゾーン:「プレリュードとフーガ ハ短調op.67」より「プレリュード」
(3)フランク:「3つのコラール」より「第3番 イ短調」
佐々木寧子(org)
が演奏されました。(1)は金色のバロック面のオルガンで、(2)(3)は銀色の近代面でのオルガンで演奏されました。(3)は現代音楽に近い感じで私の趣味ではありませんでしたが、意外に良かったのが(2)で、メンデルスゾーンがこのようなオルガン曲を書いていたのには驚きました。勿論、(1)も良かったです。
さて、聴衆の入りは、プレコンサート前はガラガラでしたが、本番直前になると、いつものように、1、2階席は9割以上が埋まると言う盛況でした。さて、演奏された曲は以下です。
(4)ファリャ:舞踊音楽「三角帽子」第2組曲
(5)ドビュッシー:交響詩「海」
(6)ドボルザーク:交響曲第7番
(7)ドボルザーク:スラブ舞曲第7番
(8)ドボルザーク:スラブ舞曲第8番
川本統脩指揮豊島区管弦楽団
(4)は、私は滅多に聴かない曲ですが、まあまあの感じの曲ですね。
(5)は、嫌いな曲の上、先日の旅行の疲れもあり、熟睡してしまいました(笑)。
(6) は、コンサートで聴くのは3回目で、前2回共、素晴らしい演奏だったので、今回も期待していたのですが、第1・2楽章は低調で、あれ、こんな曲だっけと言う感じで、第3楽章は多少、良くなり、第4楽章になり、これではダメだということでしょうか、急に目が覚めたような演奏になりました。
(7) (8)はアンコール曲で、思った通り、アンコールはスラブ舞曲でした。しかしながら、(7)はどうしようもない曲で、ううん、「アマチュア・オーケストラの場合、大抵はアンコール曲が最も良い」との法則に合わなかったなあと思っていたら、珍しくも2曲目のアンコールが始まり、こちらは、今までの鬱憤を晴らすようなダイナミックな曲と演奏で、盛り上がりました。
と言うことで、本日は(1)(2)を聴けた上、(8)も聴けましたので、大満足です。
matsumo(http://homepage3.nifty.com/matsumo2/)
|
|