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2008. 9.23(火)、上野駅近くの「東京文化会館・大ホール」で行われた「都民交響楽団 第106回定期演奏会」を聴いてきました。私はこの都民交響楽団の「友の会」に入っておりますので、年に3回分の座席指定のキップが送られてきますので、行ったと言う訳です。このオーケストラは人気があり、今回もほぼ満席状態でした。さて、演奏された曲は以下です。
(1)シューマン:「マンフレッド」序曲
(2)メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」より7曲
(3)シューマン:交響曲第1番
(4)シューマン:「子供の情景」より「トロイメライ」
石毛保彦指揮都民交響楽団
私はシューマンの曲って、歌曲はともかくとして、管弦楽曲はほとんど聴かないのですが、(1)を聴いて、やはり、私に合わない曲だと思いました。
(3)も同様で、何だか、ベートーベン風の外に広がらない感じが強過ぎて、ほとんど魅力が感じられませんでした。この曲、やはり、余程、天才的な指揮者でないと、聴衆を引き込むことは難しいのではと思いました。それでも、第4楽章の最後の1分程は中々良かったです。それにしても、やはり、シューマンよりシューベルトの方が私に合っています。
(2)は逆に、メンデルスゾーンの天才的なところを十分に楽しむことができました。特に序曲は16歳の時の作品だなんて信じられませんね。また、5曲目の結婚行進曲の後で、その素晴らしさのあまり、私を含めて半分位の人が拍手をしました。
(4)は勿論、アンコール曲で、ピアノ曲を弦楽合奏に編曲したものでしたが、本日、随一の聴きものでした。この演奏を聴けただけでも、本日、このコンサートに着た甲斐がありました。
matsumo
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